さ(16)

石榴石(ざくろいし)
マグネシウム・鉄・マンガン・カルシウム・アルミニウムなどを含む珪酸塩鉱物の一群。火成岩・変成岩中に産し、それらを源とする砂礫層中に濃集することがある。等軸晶系で、無色または黄・褐・赤・緑・黒色。主に研磨材。硬度7。透明で深紅色の美しいものは飾石・宝石にする。ガーネット。
左右左(さゆうさ)
叙位・叙官・賜禄などの時の拝舞の方式。腰から上部を左に向け、次に右に向け、終りに左に向けて拝礼すること。
酸素酸(さんそさん)
オキソ酸の旧称。
子思子(ししし)
子思の学説を集めた書。宋末に亡佚したが、別に宋の汪晫が輯録した1巻がある。
竹刀竹(しないだけ)
(1)竹刀を作るのに用いる割竹。(2)→竹刀に同じ。
時分時(じぶんどき)
ころあいの時。特に食事の時間についていう。伎、五大力恋緘「――に物を食はぬと、からだの毒でござる」
白飛白(しろがすり)
白地に紺または黒のかすり模様をあらわした布。夏の衣服に用いる。<[季]夏>
西南西(せいなんせい)
西と南西との間に当る方角。
西北西(せいほくせい)
西と北西との間に当る方角。
石版石(せきばんせき)
石盤印刷に用いる石灰岩。堅硬で緻密、吸湿・吸油性がある。色は灰色または淡黄色。
石盤石(せきばんせき)
石盤の原料とする粘板岩。
石筆石(せきひつせき)
蝋石の一種。不透明で、白・灰・緑色などを呈し、脂肪光沢を有する。主としてカリ・礬土・珪酸および水から成り、石筆・耐火煉瓦の製造に供する。
石灰石(せっかいせき)
石灰岩に同じ。
石鹸石(せっけんせき)
微粒または粗粒状の団塊をなす滑石の一種。白色または黄色。耐火材料・塗料などに使用。
先相先(せんあいせん)
囲碁で、三番のうち1回先(黒)で打ち、あと2回は互先で打つ手合割。
層一層(そういっそう)
「一層」を強めていう語。さらに一段。