は(12)

婆伽婆(ばぎゃば)
〔仏〕→薄伽梵(ばがぼん)(1)に同じ。
馬車馬(ばしゃうま)
馬車をひく馬。また、脇見をしないように目の両側におおいをされることから、脇目もふらずに物事にひたむきにすることのたとえ。
駅馬駅(はゆまうまや)
はゆまをつぎたてる駅。万葉集(14)「鈴が音の――のつつみ井の水を賜へな」
日一日(ひいちにち)
(1)一日一日と少しずつ物事が進行していくさまを表す語。「――と日が長くなる」(2)一日中。終日。ひがないちにち。「――ベッドで過す」
光後光(ひかりごこう)
光背の一種。像身から発する光明が、炎光となって燃え上がるさまを表したもの。狂、小傘「仏の後に後光と云ふものがある、ふな後光、――、傘後光などと云うてある」
日一日(ひひとひ)
朝から夕まで。終日。一日中。土佐日記「――夜一夜」
不可不(ふかふ)
〔哲〕(Mussen(ドイツ))当為に対して、どうしてもそうならざるをえないという自然法則の性格を表す語。自然必然性。
袋足袋(ふくろたび)
足の親指と他の指との間にへだてのない足袋。
文語文(ぶんごぶん)
文語体で書かれた文章。
歩一歩(ほいっぽ)
1歩ずつ。少しずつ。「――と完成に近づく」
法華法(ほっけほう)
密教で、法華経を本尊として息災などを祈願する修法。
本製本(ほんせいほん)
上製本に同じ。