isbn:4062574292
2000年5月24日、クレイ数学研究所(CMI)が「ミレニアム懸賞問題」として7つの問題をまとめました。これらの問題は長い間証明されていない難問であり、どれか一つでも解決した人には賞金として100万ドルが支払われることになっています。
7つの問題は次のとおりです。
- リーマン仮説
- バーチ、スウィンナートン=ダイアー予想
- P対NP問題
- ポアンカレ予想
- ホッジ予想
- ヤン−ミルズ(理論)の存在と質量ギャップ
- ナヴィエ−ストークス(方程式の解)の存在と滑らかさ
この本には深いところまでは書かれていないので、興味があって詳しく研究してみたいという人は、各論の物の本をご覧下さい。
先日の「素数判定問題がPに含まれる」という記述は、この本を読んで書いたものでした。