森田将棋
昨日の続き。
詰将棋ルーチンがしっかりしていると書きましたが、初級ではほとんど読めていないようです。
また、2筋の強行突破に弱いのが判明しました。飛車先の歩を交換して飛車を引いた時に23歩が打てないので、24歩から2筋が破れてしまいます。
ケータイの将棋の場合その辺を分かった上で遊ぶのであれば十分楽しめるのだと思います。
昨日と今日の考察より、低容量で将棋プログラムを作る場合の問題点と方向性が見えてきたと思います。
- 定跡
- 1つの定跡のみ数十手きっちり入れるのではなく、戦法をバランスよく。そうでなければ、戦法別に別プログラムにしてしまうのも手だと思います。
- 手筋
- 2筋を強行突破できるのが将棋プログラムとしては致命的だと思われます。もう少ししっかり組んでからでないと攻め込めないというレベルになればプレイヤの満足度は多少上がるでしょう。
- 囲い
- どんな戦法に関しても決まった囲い方しかできないことが多くなりそうです。相手が飛車を振ったら舟囲いくらいできたほうが良いでしょう。
実際にはそう簡単にはいかないのでしょうけど。