実現可能局面数(6)

9×9に適用するために定式化をはじめました。そして先日の数値に誤りがあったことが分かりました。数値は少し小さくなります。

さて、次のように定めます。
M:マス目の一辺の数
(v,w):先手玉位置
(x,y):後手玉位置
P_n(w,y):ある筋について、先手玉がw段目、後手玉がy段目にあるときに歩をn枚配置する起き方の総数(n=1,2)w,yが0の時は、その筋に玉が無いことを意味する。

P_n(w,y)は次のように計算できます。
3$P_1(w,y)=\bigsum_{i=2}^M \{(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} w)\wedge(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y)\wedge(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y+1)\}+\bigsum_{j=1}^{M-1} \{(j\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} w)\wedge(j\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y)\}
3$P_2(w,y)=\bigsum_{i=2}^M \bigsum_{j=1}^{M-1} \{(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} w)\wedge(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y)\wedge(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y+1)\wedge(j\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} w)\wedge(j\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} y)\wedge(i\picture(12){~~(0,4){\line(10,0)}~~(0,7){\line(10,0)}~~(3,0){\line(5,12)}} j)\}

mimeTeXは\neqをサポートしていないようなので\picture環境を使って描いてみました。\notのほうも使えないし。